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お勧め本 “残念な人の仕事の中身”

こんにちは🍀千里です😊
 
STAYUPには “図書コーナー” があり、責任者上田の愛読書やお勧めの本、ご利用者様から寄贈頂いた本、漫画等を置いてます💕
 
今日ご紹介させて頂きたいのは~
☀️残念な人の仕事の中身☀️
 
 
 
 

評価されない人の特徴

 
職場には色んな方々が様々なお仕事をされて、その企業が成り立っています。同僚のなかには、“仕事が出来なくて残念な人”“仕事が出来るのに残念な人”、色んな方々が様々な立場でお仕事されています。
 
この本では世界中のマネジャーたちがもつ“着目点”を分かりやすく説明してくれています。下記はその評価されない人の特徴や悪習です。
 
【評価されない人の12の特徴・悪習】
・一貫性の欠如:ごまかす。人の手柄を横取りする。
・役割の無理解:上司にとって何が大切か理解していない。
・自己中心的:人と協力して仕事をするのを嫌がる。
・傲慢:高飛車で挑発的。トラブルメーカー。
・頑固:譲歩しない。組織の利益より自分のエゴ。
・理論至上主義:理屈っぽい。融通が利かない。
・偏見:異性や異なる立場の相手を軽視する。
・変化への抵抗:変化を嫌がる。
・仲良しクラブ:上司になりきれない。
・任せない:人に仕事を任せられない。
・問題の誇張:解決方法より問題自体にとらわれる。
・無用なユーモア:人を傷つける無神経な事ばかり言う。
 
確かに、上記の特徴をもった人が上司だと、部下にとっては結構しんどいものがありますね。部下であれば昇進してほしいとは思えないでしょう。でも、どの会社にも上記の特徴を持った方は上司にも部下にもいそうな気がするのは私だけでしょうか。。。?また、そんなマネジャーたちは部下をちゃんと評価することが出来ているのでしょうか?
 
この本を読みながら、自分はどうなんだろうか?自分は上司や会社からどう観られていて、部下のことをどうみているのだろうか?と考えさせられました。はたして、ちゃんと評価してもらえるような行動や働き方が出来ているのか???
 
本の説明のなかで、「避けるべき行動」「避けるための方法」をケーススタディをあげて紹介してくれるとともに、その各状況のなかで、モデルとなっている本人と上司からの視点、そして作者が客観的視し分析したうえで提案する “上司を味方につける行動” を教えてくれています。
 

 
 

著者情報と目次

 
【著者情報】
ロバート・W・ゴールドファーブ
コロンビア大学卒業、ニューヨーク大学修士。世界的コンサルティングファーム「アーバンディレクションズ」代表。世界の5つの大陸において、製造業から教育機関、政府機関まで60以上の組織で800人以上のリーダーやマネジャーを対象にコンサルティング、コーチングを行っている。『ニューヨークタイムズ』『ウォールストリートジャーナル』などに、マネジメントに関する論説を寄稿している。
 
川村 透
上智大学経済学部経営学科卒。プライスウォーターハウスコンサルタント、海外視察企画会社を経て、2000年、川村透事務所設立。「もののみかた」をテーマに講演活動を行っている。訳書にレーマン&ペンタック『頑固な羊の動かし方』(草思社)、ホプキンス『営業の魔術』(日本経済新聞社)など、著書に『なぜ、逃げた犬は追ってはいけないのか』(こう書房)などがある。
 
【目次】
第1章「なぜ採用されたか」知っていますか?
自分が見えないという問題
第2章「話がだらだらしてる」と言われませんか?
マイペースという問題
第3章 「こっちはちゃんとやってるのに」と言っていませんか?
協力できないという問題
第4章「いくらやっても評価されない」と思っていませんか?
自信過剰という問題
第5章 「それなりの仕事で乗り切ろう」としていませんか?
変化を嫌うという問題
 

読んでみて

 
読んでいて、改めてショックだったというか、でも確かにこれが現実だな~と思ったのが、第1章に書かれていた、“女性の振る舞いはバイアスがかかって見られる” ということ。
 
本に出ていた例として、病気になった子の面倒を見るために自宅に帰ることを選択した女性は、観察者から役職に不適格だとみなされ、職場に残ることを選択をした女性は思いやりがないとみなされてしまったことです。ただ、これが男性の場合、家に帰った場合は、やさしく、思いやりがあるとみなされ、職場に残った人は有能であると見られるようです。
 
確かに同じようなことが、その当時所属していた部署では起こっていました。その時は、男性でしたが、“あいつは、そんなことでいちいち帰るのか?”と同僚や上司が言っていたことを記憶しています。。。
 
そんな現実の中で、いかに無理なく評価されるためにはどうしたらよいか?作者からは、メンターをつけて、目の前の仕事ばかりにとらわれず、社内に自分の見方をつくっておくこと!とアドバイスが書かれていました。
 
そうですよね。家族の事情で、どうしても帰宅しないといけなくなった場合、周りに理解を得た上で気持ちよく家族のために行動させてもらうには、日頃の働きや社内での評価が伴うのかもしれないです。それは男性でも女性でも同じ。ただ残念ながら、作者が言う通り、女性の振る舞いに対しては特に偏見や偏りがうまれ、色眼鏡で見られ判断されがちなのは覚えておきたいです。
 

さいごに

 
この本では、いかに、ふだんの行動やなにげない振る舞い、人に与えた印象等のあいまいなものによって、その組織内での自分の未来が上司たちによって決められてしまうのかが書かれていました。予算、売上、集めた資金、不良品率で優秀な結果を残したとしても、上司たちの会議では『ところでみんな、彼・彼女のために働きたいかい?』といった問いが放たれるのです。
 
才能や能力はあれば最高ですが、人の上にたち組織を動かすためには、それだけではいけない、もっと大事な人間力や人としての魅力が必要なのだと改めて学べました。
 
正直、私はここ数年、新しいことは任してもらえるのですが、全く昇進できてないでいます。その理由は実績もあるかもしれませんが、人としてマダマダだと判断されているのでしょう。であれば、今、この場から変わっていけばいいだけなのだと思います。
 
この本に書かれているアドバイスや提案を完璧に出来ている方には出逢ったことがないですし、私も完璧を目指すのではく、出来る限りの範囲で一生懸命やっていきたいと思います🍀 昇進が目標ではなく『この人と一緒に働きたい!この人がいる空間で働くと楽しい!』と思ってもらえる人になっていきたいですね💓
 
自分の働き方を見直したいな~、昇進したいな~、上司でいる自分に疑問をもっている、上司に対して想うことがある方、この本一度読んでみてください☺️💓
 

 

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